吉元ピアノ教室

吉元典子

国立音楽大学 器楽科 ピアノ専攻卒業


ヤマハ音楽教室の個人レッスン講師として

6年勤める


結婚後

世田谷区喜多見でお教室を開いてから

30年が経ちました

これまでに
たくさんの生徒さんとのご縁があり

ずっとお教室を続けてこられています

アンサンブルが大好きで

楽器店に就職した時に知り合った友人とは

30年以上
連弾や2台ピアノを楽しんでいます

レッスン室には2台のピアノがあり

生徒さんもアンサンブルを楽しんでいます

私がピアノを教えるようになった経緯を少しだけ


4歳から習い始めたピアノ
テレビのコマーシャルを見てこれがやりたいと指差して訴えたことも
なんとなく覚えています
そして親戚の家から弾かないからと譲り受けたアップライトピアノが
我が家へやってきてくれました
いろいろなご縁があってピアノを習うことができたと思っています

私は小学生の頃から将来の夢は?と聞かれたら
他に思いつかなかったというのもあるけれど
ピアノの先生!と言っていました
ピアノが大好きだったし
練習している曲が授業中に頭の中で鳴り出して
机の上で指を動かしていたのを今でもはっきり覚えています

ピアノが大好きになった一番の大きな理由は先生だと思います
昭和40〜50年代は怖い先生がきっとたくさんいらっしゃったようです
私の友人も先生が嫌いで早く辞めたかった
生徒さんの保護者様からも同じことをよくお聞きします
私はそんな時代の中で本当に恵まれていたと今になってつくづく思います
両親は全く音楽には詳しくなかったので
すぐ近所という理由だけで通うことになったのです

でも音大時代には挫折も味わいました
日本全国からいわゆるエリートが集まる音楽大学
自分のピアノが一番下手くそに聴こえて
弾きたくない、弾けないという辛い時期がありました
でもその気持ちが今、教える上でとても役に立っています

弾けない、できない生徒さんの気持ちに寄り添える
できない時には一緒にどうやったら弾けるようになるのか考えてやってみる
練習方法にも工夫がいるけれど
それは私の長年の経験からたくさんの引き出しを持っているので
あれこれ楽しく試してみる
弾けたら嬉しい!できた!やった!のたくさんの成功体験を積み重ねて
生徒さんそれぞれがそれぞれのペースで成長しています

なのでレッスンで怒るということはまずありません
音楽は楽しいもの
楽器のスキルは一生物
一生音楽を楽しめるスキルを身につけてもらうために
今、この時期にしか習得できないことをと思い日々
生徒さんと向き合っています

でも礼儀作法やけじめはきちんとお伝えしています
レッスンの最初と最後にはきちんとご挨拶
お月謝を渡す時には両手で
靴は揃える
などなどです

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